Recruit Column
良い人材を採用するためには
2015年03月13日(金)
良い人材を採用するためには
当たり前のことですが、せっかく費用を出して採用活動を行うのですから、自社にとって良い人材を確保することは最も重要な課題です。しかし、実際は「応募が少ない」「良い人材が来ない」「内定を出しても断られてしまった」など、思うようにいかない場合が多いのではないでしょうか。
ここでは採用のポイントのひとつとして、採用担当者の意識と役割についてご説明します。
自社が求める人材を明確にしておく
闇雲に面接を行うのではなく、採用担当者の中で「求める人物像」をある程度明確にしておきましょう。そのためには、現場でどのような人材が必要なのかヒアリングし、できれば実際の上司や同僚となる社員を面接に立ち会わせることが有効です。また、今だけではなく会社の将来のビジョンなども見据え、どのような能力を持った(またはこれから持たせる)人材が必要なのかも考えましょう。
採用担当者は様々な目線が必要
採用担当者はいわば自社の「顔」となります。自社の魅力をしっかりアピールし、応募者に「この会社で働きたい」と思ってもらえる事が大切です。仮に不採用になったとしても、「あの会社は感じが良かった」という印象を持ってもらえれば、社会的にも会社のイメージアップとなります。
ただし、面接官としての厳しい視点も当然必要です。受け答えの中で話の一貫性がとれているかを確認したり、中途採用の場合であれば前職での具体的な成果や転職理由などを聞き出し、客観的に判断する事が大切です。
このように採用は漫然と行うのではなく、通常業務と同様に、企画・予算決め・スケジューリングなど、戦略が必要です。また、採用が終わった後は関係者で反省会などを行い、会社としてノウハウを蓄積していきましょう。