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Recruit Column

【圧迫面接/デメリット】圧迫面接は今の時代に合わない?

2015年04月06日(月)

採用面接で行われる圧迫面接は、ストレス耐性を見極めるために行われる場合が多いようです。あえて応募者を追い込み緊張した状態にして、冷静な判断や対応ができるかを確かめているのです。

そのような理由で行われてきた圧迫面接ですが、応募者と企業の双方にとってあまり良い方法とは言えないでしょう。その理由は、応募者の本心を引き出しにくい状態になることと、会社に悪い印象を抱くようになることにあります。

デメリット1 応募者の本質を見られない

まず圧迫することで応募者は萎縮し、自分の考えや意見を言いにくい状態になります。そうなると人間性や仕事への考え方など、人材選びには欠かせない要素を見極めることが難しくなり、後にミスマッチを引き起こしてしまう原因にもなりかねません。

デメリット2 会社のイメージダウン

次に会社と応募者との関係では、採用してほしいと思う応募者の方が弱い立場になりやすく、圧迫面接をする会社はその立場を利用して傲慢な振る舞いをしているように捉えられる場合があります。応募者は面接官を一社員として見ているため、その印象や振る舞いによってどんな会社かを判断します。圧迫面接をすることで入社後の職場環境や人間関係に不安を感じるなど、志望度を下げてしまう原因になることも考えられます。また最近は応募者同士で面接内容を共有できるサイトなども多く、情報は一瞬で広まります。圧迫面接をしていることは口コミを通して応募者以外にも伝わり、会社の印象を損なったり応募者が減ったりすることも考えられます。

そもそも、仕事と面接では置かれている状況が全く違うため、圧迫面接で本当にストレス耐性を見極められるのか疑問が残ります。様々なデメリットから見て、応募者にとっても企業にとっても、できる限り圧迫面接は行わないほうが良いと言えるでしょう。