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Recruit Column

【産業医/人数/役割】意外と知らない?産業医とは

2015年04月14日(火)

産業医とは専門的な立場から指導・助言を行うことによって、労働者の健康管理等を行う医師のことで、所定の条件を満たし労働者の健康管理等を行うのに必要な医学知識を身に着けています。そして一定規模以上の事業場は、産業医を選任が義務づけられています。

では産業医の規模に応じた選任数やその役割を見ていきましょう。

適正な選任数を知ろう

規模に応じた産業医の選任数は次のとおりです。
労働者数50人以上3000人以下の事業場・・・1人
労働者数3001人以上の事業場・・・2人
※労働者数には非正規雇用(契約社員・アルバイト等)を含みます。
また1000 人以上の労働者が常在する事業場と、特定の業務で 500 人以上の労働者が常在する事業場は、専属の産業医の選任が義務づけられています。

産業医の職務とは

産業医の職務は、健康診断や面接指導を行い、労働者の健康管理のための措置をとったり、労働者の健康保持のために健康相談を行ったりすることです。また作業環境の管理についての助言、労働者の健康障害の原因調査や再発防止の措置なども行い、安全で安心な職場作りを実現します。また労働者が50人未満で産業医の選任義務のない事業場の場合は、都道府県ごとに設けられている地域産業保険センターを利用することができます。

適正な人数の産業医を選任し、労働者の健康を守り安全で安心な職場を作りましょう。