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Recruit Column

【育休/産休/フォロー】職場復帰をスムーズに!育休・産休中の女性職員のフォロー方法

2015年05月12日(火)

育休・産休から職場復帰をすることに、女性は様々な不安を感じています。例えば仕事と家庭を両立できるのかどうか、育休・産休中に職場の人たちの負担を増やしてしまった後ろめたさや申し訳なさ、育休・産休中の仕事のやり方などの変化に対応できるかどうかなどです。

そのためスムーズに職場復帰できるようにするためには、育休・産休中から復帰後まで、様々なフォローやサポートが必要となるのです。そこで企業がやってしまいがちな失敗例と、適切なフォロー方法についてご紹介します。

陥りやすい失敗例

様々な失敗例がありますが、それらは配慮不足と配慮し過ぎの2つに分けることができます。
1.配慮不足の場合
・休業中の会社の変
化や担当していた仕事の状況を伝えない。
・育休・産休を取得
することについて、社員の理解を得られてない。
・復帰後すぐに、以前と同じような働き方を求める。
会社や仕事の状況については、休業中の社員に伝えるべきでない部分も多いです。しかし復帰後の働き方をイメージするためにも、大まかな変化や状況は伝えておきたいものです。また、育休・産休について社員の理解を得られていないケースは案外多いです。1人が休むことで他の社員の仕事は増えるため、あまりに大変になると不満は高まります。そういった事態を防ぐためには、育休・産休までの本人の仕事の引継ぎ方や、上司の仕事の振り分け方がポイントになってきます。
2.配慮し過ぎる場合
・大変だろうと思い、仕事を任せない。
・通勤時間等に配慮して、辞令を出す。
・飲み会などに誘わない。
これらは必ずしも悪いということではありませんが、本人の意思確認を行わずにすると、失敗例となることがあります。仕事を任せないことでモチベーションが低下したり、辞令や誘われないことで疎外感を感じたりするかもしれません。会社から必要とされていないと感じて、退職に繋がってしまうケースもあります。

本人に合ったフォロー方法を考えよう

育休・産休中と復帰後の主なフォロー方法は次のとおりです。
育休・産休中
・定期的に電話連絡などで、本人の状況や体調を把握する。
・会社や社員、仕事の状況や変化を大まかに伝える。
・体調を気遣ったり復帰を待っていることを伝えたり、できれば上司以外の社員からも連絡したりする。
復帰後
・定期的に面談をして、本人の状況や考えを把握する。
・様子を見て、今後のキャリアプランを一緒に考える。
・子供の病気等、急に休む場合のフォロー体制を整えておく。
まずこれらのフォローを行うことができれば、本人の状況や考えを把握することができます。フォローの最大のポイントは、本人に合わせて行うことです。状況や考えを踏まえた上で、どう対応していくのかを一緒に考えていくことが大切なのです。

女性にとって出産は、環境がガラリと変わる大きな出来事です。それを乗り越えて仕事と家庭を両立するためには、周りの協力が不可欠です。また最近では30歳を超えて出産する女性も多く、それまで培ったキャリアは会社にとっても財産のはずです。優秀な人材を確保して発展させるためにも、育休・産休中や復帰後のフォローをしっかりと行いましょう。