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Recruit Column

【タレントマネジメント/人材育成/人材マネジメント】タレントマネジメントを導入しよう!

2015年05月13日(水)

タレントマネジメントという言葉を知っていますか?タレントマネジメントとは、人材の採用からタレント(能力やスキル)の開発、適材適所への配置、処遇などの一連のプロセスを通じ、優秀人材の確保とタレントの開発を、統合的かつ戦略的に進めるための仕組みのことです。

既にアメリカでは多くの企業で実施されており、日本でも注目度が高まっています。そのようなタレントマネジメントについて、従来の人材マネジメントとの違いに注目しながらご紹介します。

従来の人材マネジメントの課題

従来の人材マネジメントは、仕事を基準とした短期的プランが中心です。一つの会社でも部署によって仕事内容は大きく異なるためマネジメント方法が統一されず、タレントを十分に伸ばせなかったり活かせなかったりするケースが多く見られます。また仕事の覚え方は、OJTなどを通して先輩から後輩へ受け継ぐスタイルが一般的で、変化の激しい市場や顧客からのニーズに、即時対応するのが難しくなってきている現状があります。仕事を基準に効率性や生産性を重視した人材マネジメントでは、個人のキャリアプランや将来の企業ビジョンと十分にリンクできていない場合もあり、モチベーションの低下による人材流出や、変化するニーズに対応できる人材の不足に繋がっているのが課題です。

タレントマネジメントの導入で期待できること

タレントマネジメントでは、企業ビジョンや将来のニーズを考え、そのために必要なタレントを設定します。タレントに優先度を決めたり、社員の評価やキャリア思考などから目標と現状とのタレントの乖離状況を把握したりします。様々な人材マネジメントのプロセス改善を行い、社員の意欲向上やタレントアップを促し、必要なタレント開発して適材適所に配置します。
タレントマネジメント導入により、今いる人材の有効活用や企業のイメージアップによる更なる人材の確保、企業の活性化や様々な事態に対応できる体制を確立でき、企業競争力向上に繋がることが期待されるのです。

タレントマネジメントは、様々な人材マネジメントのプロセス改善が必要となるため、一見時間がかかり非効率だと感じるかもしれません。しかし長期的に見ると、人材を有効活用した企業競争力の向上に繋げることができます。タレントマネジメントの導入を検討してみてはいかがでしょう?