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Recruit Column

【外国人/採用】外国人を採用する場合の注意点

2015年05月18日(月)

外国人の採用に関しては日本人の採用よりも色々と気をつけるべきことがあります。これを怠ると雇用主と雇用者の両方にトラブルが発生する場合があるので、事前にしっかりとチェックしておく必要があります。

外国人を雇用する場合には文章による雇用契約を結ぶ義務があります。またこの雇用契約の中では次ぎにあげる5つのポイントが明記されていなくてはいけません。また外国人が持つ在留カードの確認も忘れてはなりません。

雇用契約で明記すべき5つのこと

外国人を採用する場合には以下の5つの点が明記された雇用契約を文章にて結ぶ義務があります。
1.労働契約の期間
2.就業場所及び従事すべき業務
3.始業・就業時刻、所定労働時間を超える労働の有無、休憩時間、休日、休暇
4.賃金・賃金の計算及び支払い方法、賃金の締切日、支払い時期、昇給に関して
5.退職に関して

在留カードを必ず確認

日本に90日以上滞在する外国人には在留カードが発行されますが、外国人採用の時にはこの在留カードを確認して「在留資格」と「在留期間」を正確に把握しておく必要があります。在留期間の有効期限が切れている場合ではその人物を採用することはできません。また家族ビザや留学生ビザの保有者を正社員として雇うことはできないので、採用のための面接時にはこれらの点についてきちんと質問することが大切です。

以上のように外国人の採用は複雑な手続きが伴いますが、これをいい加減にしておくと入国管理局から不法就労を助けていると勘違いされるケースもあるので気をつけて下さい。